現役早稲田生がセンター試験世界史Bで9割を取る方法を教えます!

センター世界史で確実に9割を取る方法

日々、センター世界史Bに関する解説記事を書いているVerdiです!今回は「センター世界史Bで9割」とる方法を教えたいと思います。

ちなみに僕は2013年にセンター世界史Bを受け、91点を取りました。
確かな証拠がなくて申し訳無いのですが、昔メモったセンターの点数がありましたので証拠としては弱いですが一応上げておきます

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社会科の中でも世界史は特に努力が報われやすい科目で、9割取得が最も容易だといわれています。

というのは世界史のセンター試験の難易度のバラ付きがほとんどないからです。
僕は現役時代、地理もかなり自信があって過去問では常に8割5分は超えていたのですが、試験当日は知らないことが多く72点と惨敗に終わりました。

各社会科目の難易度について詳しく知りたい方はこちらの記事で具体的な数値を紹介しています。

ということで、本当にセンター社会科で9割を取りたい人は、この記事を呼んで必至に世界史を勉強すれば必ず努力は報われる!ということです。

僕が保証しますのでぜひぜひ、読んでみてください!

勝手に自分の中で世界史の語句にイメージを作る

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世界史で最も重要なのが、様々な王朝、帝国、人物、事件、戦争に対するイメージを持つことです。

例えば、ロマノフ朝の君主ピョートル1世。聞いたことくらいあるかと思います。

ピョートル1世は1682年から1725年にロマノフ朝の君主として君臨し、ロシアの絶対王政を確立した。また西洋化にも積極的で、ロシア貴族の象徴である髭を切ることを強要した話は有名。また、北方戦争でスウェーデンを破りバルト海での覇権を手にした皇帝
なのですが、、、

そんな詳細なことを覚えてなくてもセンターの問題を解けてしまうことがあります!

それは、ピョートル1世=強い皇帝というイメージを持つことです。絶対王政に、西洋化を進めた権力の強い皇帝が、バルト海での戦争にも勝利した!

このイメージを持つだけで、2016年のセンター世界史Bの問7は解けてしまいます

歴史認識において、変なイメージを持つことは一般に嫌われますがこれは受験勉強においては関係ありません。ガンガン偏ったイメージを持って良いと思います。

そして、変なイメージを持つには時間をかける必要があります。みなさんだって、初対面の人に対するイメージよりも旧来の親友の方がイメージが強烈なはずです。

それと同じように、世界史の様々な事象や人に対してイメージを持つためには、時間がかかります。過去問を問いている中で、ピョートル1世に会ったら「お!また会ったな、強い皇帝」と思いましょう笑

過去問を繰り返し解くことで、イメージが醸成されセンター試験で大いに役立つはずです

世界史の縦の流れを理解する

世界史では、縦の流れを理解することがかなり重要です

どれほど、詳細な細かい出来事を覚えていても、それがいつ頃のどんな時代に起きたのかを把握していないと点数はとれません

センター世界史Bでは、かならず出来事の順番を聞かれる問題が一定数出題されます。2016年のセンター世界史では、36問中、4問が時代の順番を問うものでした。
また、誤りを見つける問題の中にも、事件の起きた時代を覚えておけば正解できるものが多数含まれています。

そして、センター世界史で注意して欲しいのは基本的に詳細な年数を暗記する必要は全く無いということです。

アメリカが独立した年はいつでしょうか?1776年?覚えているならそれでもいいですが、18c後半。これだけでいいのです。(ただし、重要な事件は年数も覚えたほうが良い。例えば、ビザンツ帝国の滅亡1453年など)

そして、時代の流れを理解するためには、各時代に自分なりの印象を持つことが重要だと思います。例えば、産業革命が起きたのは18c後半で、ここから第一次世界大戦終了までイギリスが世界の覇権を握る。アメリカの登場はその後だ。

これだけ覚えているだけでも、かなり年表問題で活躍できる知識です!

世界史の横のつながりを把握する

センター世界史では、世界史の横の繋がりを掴むことも重要になります。

例えば、ヨーロッパでローマ帝国が衰退期に入った頃イラン地域では何が起きていて、その影響がローマに何を与えたのか?

これを把握するのが、世界史の横の繋がりです

世界史の横のつながりを把握するのは、一見難しいように思えますが簡単です。

まず、世界史の縦の流れを覚えます。そして、各年代ごとの世界地図を見るのです。
あ、さっき覚えた、この地域での縦の流れと、別の地域での縦の流れはこうやって繋がるんだ!と理解できるはずです

他にもエクセルで自分だけの世界史年表を作ってしまうこともオススメです!僕は実際に作っていました!一目見るだけで、世界史の横の流れがわかるので非常に便利でした

よく参考書にも世界史年表は載っているのですが、無駄にでかかったり、書いてる内容が細かすぎたりと非常に使いづらかったので、僕は使い勝手がいいように自分で作ってしまったのです!

でも1から作るのが大変だなぁという方のために、今度僕が作ったエクセル世界史年表を配布しようかと思っていますのでこうご期待!

最後に自分だけの一冊の世界史ノートブックを作る!

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最後にオススメしたいのは、自分だけの世界史ノートブックを作ることです!

一番いいのは自分で1から作ることです。僕は高校一年のときから世界史が好きで、授業もまじめに聞いていたため授業の内容を元に、参考書や過去問で情報を補填しながら自分だけの世界史ノートを作りました!

計4冊の、大作になりましたね笑

自分だけの世界史ノートブックを作ることの何がいいかというと、

  1. 同じノートで繰り返し覚えると、そのノートの雰囲気ごと覚えられる
  2. どこに何が書いてあるか、覚えられるので参考書代わりになる!

の2点です

同じノートで繰り返し覚えることで、そのノートの雰囲気を感じるようになり、それで覚えます。何を言っているかわからないかもしれませんが、ノート全体をなんとなく覚えてしまうのです

なんだかこれだけ聞くと僕が天才記憶少年のように思われるかもしれませんが、僕は記憶力どちらかと言うと悪い方です。でもなんとなくノートの内容を覚えてしまいました

例えば、僕は今でもササン朝ペルシャのページが余白だらけだったのを今でも覚えています。まぁ、ササン朝ペルシャについてあまり書くことがあまりなかったからなのですが。

こんな感じで、ノートのページ全体で覚えることができると、細かい事件の順番であったり、何冊目のノートにどんな出来事が書いてあったかなんとなく思い出せるようになるので、時代の流れの把握にも役立ちます

高校一年生の方はぜひ、真剣に自分だけの世界史ノートづくりに取り組むといいと思います!

(ちなみに僕のノートは、左側に先生の配るプリントや理系の友達から貰った資料集を切り貼りし、右側に授業の内容を書き記していました。が、各内容が多く一枚あたりの情報量がかなりパンパンになっていました)

ですが、一からノートを作ることは大変ですし時間もかかります。そんな人には1冊の参考書を使い倒すことをオススメします。1つの参考書を、自分だけのノートのように使うのです。できれば、追加情報をドンドン書き込んでいくと自分のノート感が増すので、余白が大きい参考書を買うようにしましょう